WS制覇へドジャースに追い風、腰痛シーガーがロースター復帰 指揮官明言

ドジャースのコーリー・シーガー【写真:Getty Images】
ドジャースのコーリー・シーガー【写真:Getty Images】

地区S第3戦で負傷&リーグ優勝決定Sは登録外「ホテルで優勝シーンを見た」

 ドジャースのロバーツ監督は22日(日本時間23日)、腰痛のためリーグ優勝決定シリーズのロースターを外れていたシーガー内野手が、ワールドシリーズからロースターに復帰すると発表した。

 シーガーはダイヤモンドバックスと戦った地区シリーズ第3戦で走塁中に腰を負傷。硬膜外注射などの処置を受けたが痛みが取れず、リーグ優勝決定シリーズは戦列から離れた。同シリーズ第5戦に敵地シカゴでドジャースが優勝した時はチームに同行せず。「ホテルで優勝シーンを見た。うれしかったけど、同時に自分が参加できなかった悔しさはある。それでもチームの邪魔にはなりたくなかったので、ロースター入りしたなかったのは正しい決断だったと思う」と話した。

 チームが1988年以来のワールドシリーズ出場を決める間、回復に努め、ようやく痛みが消えた。22日の練習では実戦形式の打撃練習を行い、感覚を確かめた。

 ロバーツ監督は「ワールドシリーズのロースターに入る。誰が外れるかは決めていない」と明言。また「今まで通り2番・遊撃で働いてくれることを期待している」と話した。

 今季で3年目を迎えるシーガーは、昨季ナ・リーグ新人王に輝いた逸材で、23歳の若さながら正遊撃手として活躍。今季は145試合に出場し、打率.295、22本塁打、77打点と打撃でも大いに活躍した。

 シーガーの戦列復帰を追い風に、29年ぶり世界一を手に入れたい。

(Full-Count編集部)

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