異常気象がWSに影響!? 第1、2戦は予想気温38度超、史上最高気温の可能性も

ワールドシリーズ第1戦、第2戦の試合の舞台となるドジャースタジアム【写真:Getty Images】
ワールドシリーズ第1戦、第2戦の試合の舞台となるドジャースタジアム【写真:Getty Images】

かなりの暑さが予想されているロサンゼルス

 24日(日本時間25日)から幕を開けるワールドシリーズ。ナ・リーグ覇者ドジャースがア・リーグ覇者アストロズを迎え、4勝勝ち抜けで世界一を争う。第1、2戦の舞台となるカリフォルニア州ロサンゼルスは温暖な気候で知られる場所だが、今年は異常気象のため、10月に入っても30度を超える日々が多く、カリフォルニア州では山火事などの災害も発生している。その異常気象の影響は、ワールドシリーズ開催にも及びそうだ。

 天気予報専門チャンネル「ザ・ウェザー・チャンネル」によれば、第1戦、第2戦ともに最高気温は38度に達する見込みだという。これまでの最高気温は2001年10月27日にアリゾナ州フェニックスを舞台に行われたヤンキースVSダイヤモンドバックスによる第1戦で、この時は試合開始時間の気温は33度を記録。だが、ダイヤモンドバックスの本拠球場は開閉式の屋根がついているため、試合は屋根を閉め、エアコンで温度調整された状態で行われた。ドジャースタジアムには屋根がついていないため、当日はかなりの暑さが予想される。

 アストロズ本拠地のテキサス州ヒューストンも酷暑を記録する街だが、こちらも本拠球場には開閉式の屋根がついているため、チームは普段適度に調整された環境で試合を行っている。

 38度を超えようかという酷暑が、両軍にとって思いがけない敵となる可能性もありそうだ。

(Full-Count編集部)

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