アストロズ指揮官、“旧知の敵”ダルビッシュを警戒「決して楽ではない」

ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ドジャース先発陣で最も対戦経験が多いが「何も保証はない」

 アストロズのAJ・ヒンチ監督は25日(日本時間26日)、ドジャースとのワールドシリーズ第2戦を前に会見を行い、ドジャースで第3戦の先発を務めるダルビッシュ有投手について「他の投手同様、対戦歴があるといって、何も保証されることはない」と警戒を強めた。

 ダルビッシュは7月31日にドジャースへトレード移籍するまで、アストロズと同地区レンジャーズに所属した。同じテキサス州に拠点を置くライバルとして、2012年以来6試合で先発した。ドジャース先発陣の中では、アストロズ打線との対戦経験が最も多い。

 第1戦でヒンチ監督は、初対戦の場合は打者より投手に分があると語っていたが、対戦経験の多いダルビッシュの場合、アストロズ打線に有利な状況なのか、と問われると、「どれだけいい投手かによるだろう」と話し、こう続けた

「他の投手同様、対戦歴があるといって、何も保証されることはない。3か月前にテキサスにいた時、昨年、3年前と比べても、金曜日(第3戦)にダルビッシュと対戦するのは決して楽ではない」

 ダルビッシュは対戦経験を重ねても、決して攻略法を見つけることができない投手として、ヒンチ監督の目に映っているようだ。世界一を目指す大一番で、アストロズ打線は“旧知の敵”の攻略を目指す。

(Full-Count編集部)

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