米メディアがWS出場50選手を格付け、ダルビッシュを称賛「ド軍第2エース」

ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

1位はバーランダー、2位はカーショーと両軍先発の柱を選出

 現在開催中のドジャースとアストロズによるワールドシリーズ(WS)では、メジャーの頂上決戦にふさわしい熱戦が繰り広げられている。米メディアでは、メジャー屈指の名手がずらりと揃った両軍ロースター50選手の格付け企画を展開。ダルビッシュ有投手はオールスター級の豪華メンバーの中で、堂々の5位に選出されている。

「ワールドシリーズに参戦する全50選手のランキング」と特集したのは、米スポーツ専門局「ESPN」公式サイトだった。格付けの基準は「シリーズにプラスの影響を与える能力」と説明。ドジャースは、トレードで獲得したカーティス・グランダーソン外野手、柳賢振投手という実力者もメンバー入りできなかった程の顔ぶれで、「このリストはまるでオールスターのようだ」とランキングに名を連ねた50選手の豪華ぶりを表現している。

 猛者揃いの両軍ロースターの中で、ダルビッシュは堂々の5位に入った。1位は第2戦に先発したアストロズのジャスティン・バーランダー投手、2位はドジャースのクレイトン・カーショー投手という両軍のスーパーエースが選出されている。3位は今季のMVP候補、アストロズのホセ・アルトゥーベ内野手、4位はドジャースの主砲ジャスティン・ターナー内野手という、いずれも劣らぬスーパースターが並んでいる。

 寸評では、日本人右腕はレンジャーズからドジャースに移籍したことで成長したと指摘。ドジャースは多様な球種を限定するなど様々な修正を提案。腕を振る角度を下げたことで、カットとカーブの変化が増したと指摘。何よりも速球の制球が高まったことが好投の要因になっていると指摘している。

 リーグ優勝決定シリーズまでポストシーズン2試合で2勝を挙げているダルビッシュ。トレード移籍の時に期待された活躍を、大舞台でしっかり果たしていると言えるだろう。寸評では「ダルビッシュはドジャースに第2のエースをもたらした」と、その影響力の大きさを伝えている。

 ポストシーズンで救援に配置転換されたドジャース前田健太投手は29位にランクイン。ここまで計6試合に投げて6回1/3をいまだ防御率0.00に抑えているが、無失点記録が伸びれば、さらに上位にランクインされることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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