昨年はオリ吉田正が衝撃的な活躍 今年の台湾WLに参戦する選手は?

ヤクルト・寺島成輝(左)、オリックス・佐藤世那(右)【写真:荒川祐史】
ヤクルト・寺島成輝(左)、オリックス・佐藤世那(右)【写真:荒川祐史】

10月19日にNPBから参加する選手のメンバーが発表

 多くの若手有望株が出場する「2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)が、11月25日から台湾で開催される。NPBからは今年もウエスタン選抜、イースタン選抜が参加。10月19日には出場メンバーが発表されている。

 大道典良監督が率いるウエスタン選抜では、吉田凌、佐藤世那と高校時代に甲子園を沸かせたオリックスの右腕コンビや、杉山翔大(中日)、若月健矢(オリックス)とチームでレギュラー定着を狙う2人の捕手も参戦。その他の野手陣にも飛躍が期待される選手が揃う。

 一方、川相昌弘監督が指揮を執るイースタン選抜からは、ヤクルトのドラ1寺島成輝投手、楽天のドラ4菅原秀投手と初年度から1軍の舞台を経験したルーキーらが出場。巨人のドラ1吉川尚輝内野手、楽天のドラ3田中和基外野手、ヤクルトの高卒4年目・奥村展征内野手といった売り出し中の若手が名を連ねた。

 昨年も楽天のオコエ瑠偉外野手、ロッテの平沢大河内野手、ヤクルトの廣岡大志内野手といったスター候補生が出場。ただ、圧倒的な存在感を見せつけたのは、オリックスの吉田正尚外野手だった。ドラ1として1年目からインパクトある活躍を見せていた吉田は、台湾で18試合に出場して打率.556、30安打、6本塁打、29打点という衝撃的な成績をマーク。打率は2位に1割以上、打点も12打点近く突き放して1位だった。

 期待された今季、負傷で出遅れた吉田正だったが、復帰後は64試合で打率.301、12本塁打、38打点を記録。スター選手への道を駆け上がっている。今年はウインターリーグでどの選手が躍動するのか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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