ロッテ井口新監督、鈴木大地サード、中村奨吾セカンド構想を熱く語る

ロッテの井口新監督【写真:細野能功】
ロッテの井口新監督【写真:細野能功】

井口監督「サードはホットコーナー。気持ちの熱い選手にやってもらいたい」

 ロッテ井口新監督が2日、鈴木大地サード、中村奨吾セカンド構想を熱く語った。

 鴨川秋季キャンプは2日目に入ったが、5日の紅白戦で「5番・三塁」で出場予定の鈴木に関し「サードはホットコーナーと呼ばれる。気持ちの熱い選手にやってもらいたい。サードは大学時代にやっていた。立場は違い、全員同じスタートとは言えないが、(サードのレギュラーポジションを)獲る気持ちで取り組んで欲しい。大地がしっかりやっている姿を見せることで、(他の選手の)刺激になる。チームを引っ張っていってほしい」とコンバートの狙いを明かした。

 今季は遊撃から二塁にコンバートされ、二塁で全試合に出場と毎年ポジションが変わることになるが、三塁を守ることで、気持ちも前に出て、来季初の3割打者へ、バッティングにもいい影響が出て欲しいの思いがあるようだ。

 東洋大では1年から3年まで三塁手。プロ入り後も42試合に三塁手として出場の実績もある。キャンプ初日同様、この日も午後の個人内野守備練習でサードに入り、大きな声を張り上げながら、堀2軍コーチのノックを受け、井口監督自らファーストで鈴木の送球を受けた。「元気を出そうと言っている。活気あるキャンプになっている」と新指揮官も手応えを感じていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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