ソフトバンク2018年新体制スタート、小川2軍監督と関川3軍監督が会見

ソフトバンク・小川一夫2軍監督(左)と関川浩一3軍監督(右)【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・小川一夫2軍監督(左)と関川浩一3軍監督(右)【写真:藤浦一都】

小川2軍監督「期待のある選手ばかり」関川3軍監督「まずは体力をしっかり」

 ソフトバンクは9日に来季の新体制を発表。10日、ヤフオクドームで新しく就任する小川一夫2軍監督と関川浩一3軍監督が会見を行った。

 小川2軍監督は、2011年から2013年シーズンまで2軍監督を務め、同年秋から編成・育成部長として新人選手の獲得や若手の育成に尽力していた。関川3軍監督は、2015年オフに1軍野手総合巡回コーチとして入団、今季は作戦・戦略アドバイザーとしてフロント側から工藤公康監督を支えてきた。

 5シーズンぶりの復帰となる小川2軍監督は「前回の3年間で自分なりにできたこともあるが、足りなかった部分もある。4年間フロントで学んだことを活かして、常勝と言われつつあるチーム作りに貢献したい」と抱負を語った。

 また、現在の2軍には編成・育成部長時代に入団した選手も多く「スカウトでやってきたので、それぞれ期待のある選手ばかりだと思っている。個々に(プロ野球選手として)必要なものを兼ね備えている」と期待した。

 フロントから再びユニフォームを着ることになった関川3軍監督は「プロとして当たり前にできることを当たり前にやることを大事にしたい。何よりもまずは体力(強化)をしっかりやっていく」と宣言。さらに「外から1軍の試合を見て感じるものが多くあった。これからは小川2軍監督と一番話をすることになるが、工藤監督が描く像に近づけるような選手を育てたい」と話した。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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