スタントン、大谷翔平の動きに米メディア熱視線 いよいよGMミーティング開幕

マーリンズのジャンカルロ・スタントンと日本ハム・大谷翔平【写真:Getty Images、田口有史】
マーリンズのジャンカルロ・スタントンと日本ハム・大谷翔平【写真:Getty Images、田口有史】

14日開幕のGMミーティング、米メディアが注目点特集

 いよいよ13日(日本時間14日)からフロリダ州オーランドでGMミーティングがスタートする。メジャー球団の強化責任者が一堂に会する場でどのような動きがあるかが注目される中、米CBSスポーツが「MLBストーブリーグ:2017年のGMミーティングに持ち込まれる4つの疑問/質問」との見出しで注目ポイントを特集。正式にメジャー挑戦の意思を表明した日本ハムの大谷翔平投手も挙げられている。

 特集の筆頭で登場するのはトレードの可能性が浮上しているマーリンズの主砲ジャンカルロ・スタントン外野手の去就。「スタントンは最終的にどこへ行きつくのか?」との項目では「2018年シーズンが始まる頃にはマーリンズにはいない可能性がどんどん高まっている」と指摘し、最有力候補として浮上するカージナルス、ジャイアンツ、レッドソックス、フィリーズに加えてヤンキース、ドジャース、アストロズなどが争奪戦に加わる可能性をレポート。現在所属するマーリンズを除いた全球団が獲得に興味を示すと予想している。ただ、記事では大型契約が絡むトレードとなるだけに交渉にも時間がかかるとし、「今週のGMミーティング期間中にスタントンのトレードが決まれば驚き」としている。

 また、注目点の1つとして「オオタニはメジャー挑戦に向けて更に近づくのか?」の項目も掲載。現在はポスティングシステム改定について交渉している最中だが、記事では「近いうちに議論は落ち着き、近々、オオタニは実際にポスティングされるだろう。30人のGMが今週のGMミーティングで決議を強く後押しすることが期待される」とレポートしている。

 特集ではそのほかの注目点についてヤンキースの動向、試合時間に関する対策を挙げている。プレー時間については9イニングあたりの1試合の平均が2014年は3時間2分、2015年は2時間56分(新ルール初年度)、2016年は3時間0分、2017年は3時間6分だったことを紹介。「MLBとMLB選手会はこの冬、再度プレー時間について対策を議論するだろう。マウンドを訪れる回数の減少がプレー時間のペース改善の一助となるかもしれない」としている。

 今年のGMミーティングではどのような動きが出てくるのか。今オフはダルビッシュ有投手やイチロー外野手ら複数の日本人選手もフリーエージェント(FA)となっており、その去就も気になるところだ。

(Full-Count編集部)

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