西武“所沢40周年”で本拠地改修&育成環境整備 菊池「素晴らしい球場になる」

記者会見での西武・立木幸司取締役、菊池雄星投手、後藤高志オーナー、秋山翔吾外野手、居郷肇社長(左から)【写真:篠崎有理枝】
記者会見での西武・立木幸司取締役、菊池雄星投手、後藤高志オーナー、秋山翔吾外野手、居郷肇社長(左から)【写真:篠崎有理枝】

若獅子寮、室内練習場、西武第2球場など育成環境もさらに充実

 埼玉西武ライオンズは15日、都内で会見を開き、2018年に所沢市に本拠地を構えて40周年を迎えるのを機に、本拠地メットライフドームエリアの改修や若獅子寮など育成環境の充実、さらに2018年シーズンに40周年記念イベントを行うことを発表した。

 本拠地メットライフドームのバックネット裏に12球団最大となる約430人収容のVIPラウンジを新設、ラウンジの最前列には砂かぶり席も150席設置される。さらに、観客席も全面改修、大型ビジョン、音響、照明設備も刷新される。

 外周エリアも拡張され、ドーム正面に新たな入場ゲートを設置。一塁側には2階建ての大型グッズショップや12球団最大級の飲食店、3塁側には屋外こども広場が設置されるなど、ボールパーク化が進められる。

 若獅子寮、室内練習場、西武第2球場など、選手の育成環境も充実が図られる。新たに4階建ての若獅子寮を新設。ブルペンやバッティングレーンが完備された室内練習場が併設され、若手選手が24時間練習出来る環境を整える。現在の若獅子寮、室内練習場の跡地には、サブグラウンドが整備されるほか、西武第2球場にはバックネット裏に観客席が設置され、ファンが快適に観戦できるようになる。周辺施設含め、2021年完成に予定だ。

 来シーズンは、40周年を記念したイベントも行われることが発表された。ホーム、ビジターユニフォームには40周年記念エンブレムをデザイン。さらに2004年、2008年に日本一に輝いた時のユニフォームを、球団初となる東京ドーム開催を含む主催4試合で着用する「ライオンズ・クラシック2018」が実施される。

 会見に登壇した秋山翔吾外野手は「選手がやりやすい環境、また、ファンの皆さんがメットライフドームに来て、楽しんでもらえるものを準備してもらい感謝しています」と話し、菊池雄星投手も「子供たちが『野球を始めたい』『西武ライオンズの選手になりたい』という夢を持つ、素晴らしい球場になるのでは。2021年が楽しみです」と期待を寄せた。

【画像】四季折々の風情が楽しめるボールパークへ…メットライフドームエリアの改修イメージ図

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