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チームを愛し、愛される投手―オリ・ディクソン、今の目標は「日本人扱い」

日本の野球に適応できず、本来の力を発揮できないまま退団する外国人選手は少なくない。些細なコミュニケーションを取ることさえ難しく、あらゆる文化も習慣も違う国で、ただでさえ厳しい勝負の世界に身を置くことは、想像を絶するストレスをともなうものだろう。しかし、だからこそ、優れた適応力と柔軟な姿勢で、日本球界に長く在籍する外国人選手は信頼され、深く愛される。オリックスは9月、来日5年目のブランドン・ディクソン投手と、来季からの2年契約を締結することを発表した。

オリックスのディクソン【写真:荒川祐史】
オリックスのディクソン【写真:荒川祐史】

今年が来日5年目の右腕、来季からは2年契約を締結

 日本の野球に適応できず、本来の力を発揮できないまま退団する外国人選手は少なくない。些細なコミュニケーションを取ることさえ難しく、あらゆる文化も習慣も違う国で、ただでさえ厳しい勝負の世界に身を置くことは、想像を絶するストレスをともなうものだろう。

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 しかし、だからこそ、優れた適応力と柔軟な姿勢で、日本球界に長く在籍する外国人選手は信頼され、深く愛される。オリックスは9月、来日5年目のブランドン・ディクソン投手と、来季からの2年契約を締結することを発表した。

 ディクソンは2006年にカージナルスと契約し、2011年にメジャーデビューを果たす。その年カージナルスはワールドシリーズチャンピオンに輝き、ディクソンもチャンピオンリングを手にしたが、登板したのはわずか4試合。チームが頂点に上り詰める過程で大きな役割を果たしたとは言い難かった。

 日本に訪れたのは2012年オフ。翌年からオリックスでプレーすることになったが、見事に開幕ローテーションを勝ち取り、負傷離脱に見舞われながらも8勝8敗、防御率2.77の好成績を残す。来日1年目からその右腕でチームに貢献するとともに、コーチやスコアラー、チームメイトの言葉に耳を傾け、精力的にファンサービスに取り組む真摯な姿勢でも周囲からの信頼を得た。

 2年目には3完投1完封を含む9勝。3年目には同じく9勝を挙げてオールスターゲームに出場する。2016年は防御率4点台と苦しんだものの、来日最多の171回1/3を投げ、先発ローテーションを守り抜いた。

 そして今季は、4月に4勝を挙げる好スタートを切る。8月には8勝に到達して来日初の2桁勝利に期待が高まったが、終盤で不調に陥り、以降1勝も挙げられず。ただ防御率は3.24まで改善され、先発の1人として変わらぬ貢献度の高さを見せたため、9月、オリックスは新たに2年契約を締結した。

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