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MLBに負けない美技が盛りだくさん、今季生まれた「ベアハンドキャッチ」

スーパープレーはMLBの特許だと思う人も多いだろうが、日本のプロ野球も負けてはいない。約6か月にわたるレギュラーシーズン中に、今年も数々の見せ場が生まれた。その1つが「ベアハンドキャッチ」だ。

6月24日のソフトバンク戦では「ベアハンドキャッチ」で見事アウトを奪った西武・浅村【写真:編集部】
6月24日のソフトバンク戦では「ベアハンドキャッチ」で見事アウトを奪った西武・浅村【写真:編集部】

素手で打球を掴んで、そのまま送球…リスクも大きい興奮のプレー

 スーパープレーはMLBの特許だと思う人も多いだろうが、日本のプロ野球も負けてはいない。約6か月にわたるレギュラーシーズン中に、今年も数々の見せ場が生まれた。その1つが「ベアハンドキャッチ」だ。

「ベアハンドキャッチ」とは、文字通り「素手キャッチ」のこと。グラブで打球を捕るのではなく、素手でキャッチし、そのままの勢いで送球するプレーだ。グラブで捕球した後、ボールを投げる手に持ち替える時間が省けるため、走者をより早く刺すことができるが、一方で失敗した時のリスクも大きい。それだけに「ベアハンドキャッチ」が成功した時、観客の盛り上がりは絶好調に達する。

 日本でも外国人選手が「ベアハンドキャッチ」を得意とするイメージが強いが、日本人選手も負けてはいない。例えば、6月24日に行われたソフトバンクvs西武の一戦。ソフトバンクに3-2と1点差まで詰め寄られた6回1死走者なしの場面だ。打席に立った中村晃がカウント2-1から放った打球は、高くバウンドした後に一二塁間へ転がった。これに西武の二塁手・浅村が猛ダッシュ。右手でボールを掴むと、そのままの姿勢で一塁に送球し、見事アウトを奪った。勝負の流れが変わるかもしれない場面で生まれた美技に、敵地ファンですら大きなため息を漏らした。

 打球は体の正面でグラブで捕るという従来の教えに囚われず、柔軟な発想や動きを見せる選手が増えてきたNPB。来年もまた数々の名プレーが生まれることだろう。

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