パイレーツ姜正浩、参戦のドミニカWLで現地球団から放出か 打率1割台と低迷

去就が注目されるパイレーツ・姜正浩【写真:Getty Images】
去就が注目されるパイレーツ・姜正浩【写真:Getty Images】

今季パイレーツでプレーできなかった姜正浩、ウインターリーグから放出と米報道

 母国・韓国での自動車トラブルが影響し、今季パイレーツに合流できなかった姜正浩(カン・ジョンホ)内野手が、参加中のドミニカ共和国ウインターリーグ(WL)の球団からリリースされたと米メディアが報じた。米NBCスポーツ電子版がレポートしている。

 2015年からパイレーツでプレーする30歳の内野手は昨年12月に韓国で飲酒運転の最中に事故を起こし、現場から一時逃走して逮捕。その後、有罪判決を下されるなどして米国での就労ビザが下りず、今季パイレーツでプレーできなかった。

 その後、パイレーツのハンティントンGMは試合勘を取り戻すためにドミニカ共和国で開催されるウインターリーグに参加させる方針を示し、現在は同リーグのアギラス・シバエーニャスでプレーしていた。しかし、米NBCスポーツによると姜はそのチームからこのほどリリースされることになったという。

 ここまで24試合に出場し、84打数12安打、打率.143、1本塁打、10打点、31三振で4失策と低迷したことが影響した模様。記事では「ウインターリーグの球団からリリースされることは必ずしも酷いことではない。選手のリーグへの取り組み方と球団の物の見方は頻繁に対立するからだ」とレポート。調整の場として捉える選手の思惑と、勝利を追及する球団の方針が一致しなかった可能性を伝えている。

(Full-Count編集部)

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