ロッテ来季外国人は強打者中心、林球団本部長「成績不振原因は打者の不振」

残留が見込まれるペーニャ【写真:編集部】
残留が見込まれるペーニャ【写真:編集部】

「基本2人プラスα」守護神担える投手の可能性もあり

 ロッテの林球団本部長は28日、来季の新外国人補強に関して「今年の成績不振の原因は、バッターの不振。そこを中心に考えている」と明かした。同時に、今季最高は内の16セーブといった絶対的守護神の不在にも触れ、「(外国人補強の)可能性はあり得る。156キロのストレートを投げて、フォークが落ちるような(投手)。(ソフトバンクの)サファテのような選手は簡単には獲れないでしょうが…」と語った。

 同日、マット・ダフィー内野手、ジミー・パラデス内野手、ロエル・サントス外野手の退団が発表された。4番候補だったパラデスは89試合で打率.219、10本塁打、26打点。シーズン途中に加入した“走り打ち”のキューバ出身サントスは66試合で打率.250、3本塁打、8打点。ダフィーは54試合で打率.201、6本塁打、18打点と、期待通りの活躍ができなかった。

 林球団本部長は、新外国人選手の人数に関しては「基本2人プラスα」と話している。今季途中加入ながら15本塁打の活躍で残留が見込まれるペーニャ内野手も、来季も続けて期待通りの働きができるか予断は許さない。それだけに「(本塁打を打てる)確率が高い選手」をターゲットとし、井口新監督、松本編成部長と候補について討議中。キューバとのパイプを維持しながら、投打の助っ人獲得に動いていくようだ。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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