ロッテ中村、300万円増の3500万円でサイン 二塁で「ゴールデングラブを」

「監督に恥をかかせないように頑張っていきたい」
ロッテの契約更改が29日にZOZOマリンの球団事務所で行われ、二塁にコンバートされた中村奨吾内野手(25)は300万円増の3500万円(金額は推定)でサインした。
春先は打撃不振で開幕直後に2軍落ちするなど苦しんだが後半に盛り返し、85試合の出場ながら、打率.275、32打点、9本塁打、11盗塁を挙げ、その結果が評価された。
「球団からは『後半、よく頑張ってくれた。来年は(二塁の)レギュラーとして、1年間やって欲しい』と言われた。(井口新)監督に恥をかかせないように頑張っていきたい」と誰よりも尊敬する新監督への思いを口にした。
7月は20試合で打率.317と夏場に強さも見せた。兼任コーチに就任した福浦らからアドバイスももらい、打撃のタイミングも見直した結果、数字に繋がった。秋にはアジアプロ野球チャンピオンシップの侍ジャパンメンバーにも選ばれた。
「1年間やってないし、レギュラーもとっていないので(侍ジャパンでは)遠慮もあったが、そういう場に呼ばれる選手として、胸を張って行けるようなりたい」と中村。早大時代に一番慣れ親しんだセカンドのポジションで「ゴールデングラブを獲れるような選手になりたい」と話した。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)
