ロッテ田村が700万円増も「納得していない」リードを反省「未熟、力不足」

契約更改に臨んだロッテ・田村龍弘【写真:細野能功】
契約更改に臨んだロッテ・田村龍弘【写真:細野能功】

オフはハワイに新婚旅行「ダイヤモンドヘッドでトレーニングします」

 ロッテ田村龍弘捕手が30日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、5000万円から700万円増の5700万円(金額は推定)でサインした。

 プロ5年目の今季は132試合でマスクをかぶり、打率.248、3本塁打、36打点。6月の月間MVPに輝いた昨シーズンに比べて、打率、打点とも下回った。「正直(金額は)100パーセント納得していないが、言える立場でもない。ポジション的にも最下位の原因を作った。試合数と盗塁阻止率は上がったが、言える材料もない」と話した。

 数字的には昨年と遜色はなく、3年連続100試合以上マスクをかぶった実績を含めても、「もう少し上がるのではないか」と、事前に提示された金額にショックを受けたのは事実だ。しかし、エースの涌井、石川をリードしきれず、「リードの怖さを知った。未熟、力不足」。2人合わせて8勝しかできなかった責任を痛感している。

 昨年12月に青森出身で光星学院(現八戸学院光星)の同級生と結婚。このオフに新婚旅行も兼ねてハワイに旅行するという。「ダイヤモンドヘッドでトレーニングしますよ。(初めての)規定打席到達と、もう一度ベストナインを目指したい」と来季の目標を掲げた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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