過去につけたのは26選手 大谷はエンゼルスの背番号「17」で伝説作れるか

アースタッドは2000年に最多安打、エンゼルスの永久欠番は6つ

◯20代目から26代目(1998年から2017年まで)

トレバー・ウィルソン・1998年 投 15試0勝0敗0S 防御率3.52
ダリン・アースタッド・1999年-2006年 内外 991試1126安75本446点124盗 打率.283
テリー・エバンス・2010年 外 1試0安0本0点0盗 打率.000
ジェイソン・バルガー・2011年 投 5試0勝1敗0S 防御率0.96
クリス・アイアネッタ・2012年-2015年 捕 394試254安37本142点4盗 打率.226
シェーン・ロビンソン・2016年-2017年 外 85試23安1本11点5盗 打率.178

 エンゼルスファンの多くは、「17」と聞けば、ダリン・アースタッドの名前を思い浮かべるのではないか。最長の8シーズンにわたってこの番号をつけ、外野、一塁を守る。1995年のドラフト全体1位でエンゼルスに入団。順調に出世し、イチローが来る前年の2000年に、ア・リーグの最多安打のタイトルを獲得している。この年シルバースラッガー受賞、オールスターにも2回選出されている。

 最近は、捕手のアイアネッタが「17」をつけていた。

「17」は、エンゼルスでは、比較的若い選手がつけることが多い番号だ。この番号で売り出して、スターになった選手も何人かいる。そういう意味では大谷翔平は幸先良い番号を選んだと言えるだろう。

 なお、エンゼルスの永久欠番は

「11」ジム・フレゴシ
「26」ジーン・オートリ―
「29」ロッド・カルー
「30」ノーラン・ライアン
「50」ジミー・リース(独立リーグ時代のエンゼルスの選手。のちコーチに)
「42」ジャッキー・ロビンソン(MLB30球団共通の永久欠番)

 の6つだ。大谷は「17」を欠番にすることができるだろうか?

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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