日ハム復帰の實松「12年ぶりに帰れて感謝」「まずは選手として日本一に」

今オフ巨人を戦力外、育成コーチ兼捕手で古巣復帰
今季限りで巨人を戦力外となり、来季から育成コーチ兼捕手として日本ハムに復帰することになった實松一成捕手が11日、千葉・鎌ケ谷で記者会見を行った。同じくファーム投手コーチとして復帰する加藤武治氏とともに会見に臨み、「12年ぶりに北海道に帰ってくることができて感謝している。まずは選手として何とか日本一になれるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。
1998年のドラフトで1位指名を受けて日本ハムに入団。2006年の開幕前にトレードで巨人に移籍し、今オフ戦力外通告を受けた。
ここまでプロ通算510試合の出場で137安打、打率.166、20本塁打、58打点。日本ハムに復帰する36歳は「12年ぶりに北海道に帰ってくることができて感謝している。まずは選手として何とか日本一になれるように頑張っていきたい」と語り、「コーチという役割がある。今までやってきたことを若い選手に伝えられたらと思っている。選手として、コーチとして頑張っていきたい」とも語った。
同じく日本ハムに復帰する加藤コーチも「4年ぶりに戻ってくる。将来的にファイターズを支えるピッチャーを、自分の持っているものをフルに出し、いい選手を育てたい」と意気込んだ。
会見に同席した栗山英樹監督は實松について「いろんなことをお願いしなきゃいけない。まずは選手として力になってもらいたい」と語り、「(加藤コーチは)大学で勉強をして帰ってきてくれた。バッテリーの立て直しはチームにとって重要。さあ行くぞという感じ。2人の力を借りてチームを立て直していきたい」と期待を寄せた。
(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)
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