「非常にワクワク」メジャー復帰マイコラスが会見「熱の籠もった投球を」

会見に臨んだマイルズ・マイコラス【写真:編集部】
会見に臨んだマイルズ・マイコラス【写真:編集部】

寂しくなるのは「東京ドームのファンに会えなくなること」

 カージナルスと2年契約を結んだ元巨人のマイルズ・マイコラス投手が13日(日本時間14日)、フロリダ州オーランドで開催されているウインターミーティングの会場ホテルをローレン夫人と共に訪れ、会見を行った。

 2015年から3年を巨人でプレーしたマイコラスは、通算62試合に先発し、31勝13敗、防御率2.18の好成績を残した。今季は14勝8敗、防御率2.25、187奪三振を記録。奪三振王のタイトルも手に入れた。日本で成功を収めた後にメジャー復帰をするにあたり「日本で好成績を残せたことは、これからメジャーで投げる上でも自信になる」と笑顔。強豪カージナルスに加入することについて「フィットする球団だと思った。キャンプ地(フロリダ州ジュピター)は地元だし、コーチ陣も素晴らしい。非常にワクワクしている」と話した。

 3年を過ごした巨人に愛着を感じている。日本での思い出を聞かれると「今季奪三振王を取れたこと。そして菅野といい競い合いができたことが楽しかった」と振り返った。何よりも寂しくなるのは「東京ドームのファンに会えなくなること」だという。同時に「日本で野球の情熱に触れたことで、さらに熱の籠もった投球ができると思う」と、日本での経験を生かしての飛躍を誓った。

 カージナルスでは「優勝したい」と言い切る。「引退する前には、日本に戻ってまた巨人で投げたい」と話した右腕。メジャーで活躍することが、「今後の成功を祈ってくれた」という巨人に対する恩返しにもなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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