大谷翔平のメディカル情報漏えいでMLB機構が調査開始と米報道

本来は機密であるべき情報がメディアに流出
エンゼルスに入団が決まった大谷翔平投手のメディカル情報が漏洩したことについて、MLB機構が調査を開始することになった。米スポーツ専門局「ESPN」のバスター・オルニー記者が自らのツイッターで報じた。
エンゼルス入りが決まった大谷だが、現地では米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版が今年10月にPRP注射を施していたことを報じた。さらに、米ヤフースポーツは大谷の身体検査の結果、右肘に軽度の靭帯損傷が見られたことをレポート。今後さらにダメージを負えば、手術につながっていく危険性についても伝えたが、エップラーGMはその懸念を一蹴。契約直前に行ったMRI検査で何の問題もなかったことを信じるとした。
選手のメディカル情報は本来機密情報であるべきだが、どこからメディアに漏洩したのか、MLB機構が問題視し、調査に乗り出すことになったようだ。大谷をめぐる激しい争奪戦は、後味の悪い結末につながることになりそうだ。
(Full-Count編集部)
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