日ハム、メジャー44発アルシアとの契約合意発表 栗山監督「打線の中核を」

オズワルド・アルシア【写真:Getty Images】
オズワルド・アルシア【写真:Getty Images】

メジャー通算44本塁打、今季はDバックス3Aで打率.326&24本塁打

 日本ハムは15日、前アリゾナ・ダイヤモンドバックスのオズワルド・アルシア外野手との契約が合意に達したと発表した。

 アルシアはベネズエラ出身の26歳。右投げ左打ち、183センチ102キロの外野手で、2013年にツインズでデビューし、レイズ、マーリンズ、パドレスと渡り歩いてメジャー通算288試合出場で983打数231安打の打率.235、44本塁打、131打点、339三振、76四球の成績を残している。

 今季はメジャー出場はなかったが、ダイヤモンドバックス傘下3Aで93試合に出場し、打率.326、24本塁打、87打点、86三振、45四球、OPS(出塁率+長打率)1.049の好成績だった。

 アルシアは球団を通じて「ファイターズへの入団が決まり、家族ともども、大変喜んでいます。経験したことのない国でのプレーを想像すると当初は不安もありましたが、ファイターズ駐米スカウトからの熱心な説明に、気持ちが一気に高まりました。今はファイターズのユニフォームに袖を通すことを本当に楽しみにしています。持ち味である長打力を生かし、大事な場面でしっかりとした働きができるよう、まずは春季キャンプに向け準備を進めます」とコメントを発表。

 また、栗山英樹監督は「待ち望んでいた左のパワーヒッターを獲得し、考えうる来季の打線に一気に厚みが増しました。22歳の若さでメジャーデビュー、いきなり14本塁打し、翌年も20本塁打。実績・実力とも十分にある逸材です。今季は3AでOPSが1.000を超え、打率は.326を記録するなど、長打と確実性を兼ね備えています。広角に打ち分ける柔軟さがあり、ファイターズでは打線の中核を担う可能性が非常に高いと期待しています」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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