ホークス退団の松坂大輔、台湾球団との契約を模索か 地元紙が報じる

去就が注目される松坂大輔【写真:荒川祐史】
去就が注目される松坂大輔【写真:荒川祐史】

統一ライオンズ幹部「興味があるし歓迎」

 今季限りでソフトバンクを退団した松坂大輔投手が、台湾プロ野球での現役続行を模索していると、地元紙が報じている。

 松坂は2015年にメッツから3年契約でソフトバンクに入団。9年ぶりの日本球界復帰を果たしたが、復帰1年目から右肩に異変を訴え、8月には手術に踏み切った。リハビリを経て、昨季最終戦でようやく復帰初登板も、結局1軍登板はこの1試合のみ。楽天相手に炎上し、ソフトバンクでの通算成績は1試合登板で0勝0敗、防御率18.00に終わった。

 台湾の地元紙「蘋果日報」は17日、「松坂が台湾に来てプレーすることを検討」との見出しで記事を掲載。同紙では複数球団の名前が挙げられており、統一ライオンズの蘇泰安GMは「もし松坂がテストに来たいのなら、もちろん興味があるし歓迎だ」と話したという。また、松坂サイドから移籍の希望が届いてから検討するとしている球団があることも報じられている。

 今季の終盤には「もう1度しっかり投げられるように、なんとかしたいと思っている」との気持ちを吐露し、現役続行を見据えてソフトバンクを退団。37歳右腕は来季をどのような形で迎えるのか。去就が注目される。

【動画】今季のオープン戦では、圧巻の三者連続三振を奪った松坂大輔

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