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巻き返しに燃える西武呉念庭、今オフの自主トレ相手は元「名内野手」の父親

西武は19日、南川忠亮、呉念庭との来季契約を更改した。

契約更改に臨んだ西武・呉念庭【写真:上岡真里江 】
契約更改に臨んだ西武・呉念庭【写真:上岡真里江 】

父は台湾代表でもプレーした名手「少しでもヒントをもらいたい」

 西武は19日、南川忠亮、呉念庭との来季契約を更改した。

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 台湾ウィンターリーグから帰国した南川は、140万円ダウンの860万円でサイン。ルーキー年だった昨季の4試合を上回る5試合に1軍で登板したが、防御率は2.25から7.71と、大きく下回った。その原因として制球力を課題に挙げ、「とにかく投げ込むしかない。2軍で投げる時も、1軍で投げている時と同じぐらいの緊張感を持って投げていかないと、制球力はつかない」。来季登板する際は、1軍、2軍にかかわらず、シーズン通して自らを張り詰めた緊張感の中に追い込んだ上で結果を出すことを自らに課した。

 呉念庭は、750万円(50万減)での更改となった。今季は、新監督となり、遊撃手のレギュラー争いの筆頭として高い期待を集めたが、「思うようにいかなかった」。ルーキー源田の活躍もあって、1軍出場はわずか15試合に終わった。「悔しいシーズンでした。これを糧にして、来年は開幕1軍目指してやっていきたい」と来季巻き返しを固く胸に誓った。

 リベンジに燃える今オフは、自主トレ相手に初めて実の父を選んだ。旧知の事実だが、呉念庭の父親は、内野の名手として名を馳せた、元台湾代表のプロ野球選手である。とはいえ、呉念庭にとっては、ごく普通の「お父さん」。幼少時から、遊びやコミュニケーションの一環としてキャッチボールなどは一緒にしたが、“野球選手”として本格的に教えを請うたことは今までなかったという。

 だが、昨年プロの世界に入り、その厳しい世界で結果を残し、代表にまで選ばれた父親の偉大さを改めて痛感し、“父”としてではなく、“元プロの指導者”として、本格的に教えを仰ぐことを決意した。

「名内野手と言われていた。アドバイスをしっかりと聞いて、少しでもヒントをもらいたい」

 シーズン終了後は、『第1回アジア プロ野球チャンピオンシップ』のチャイニーズ・タイペイ代表にも選ばれ、下半身を使った打撃、スイングスピードを上げる必要性を感じるなど、多くの課題と収穫を得た。「このオフでしっかり振り込んで、長所であるバッティングを磨き上げ、守備もレベルアップして、来年1軍に貢献できるように頑張りたい」。飛躍、成長を固く誓った。

(上岡真里江 / Marie Kamioka)

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