星野氏の死去、楽天・梨田監督「想像もしていなかった」

北京五輪では日本代表監督を務めた星野氏(左)と楽天・梨田監督【写真:荒川祐史、Getty Images】
北京五輪では日本代表監督を務めた星野氏(左)と楽天・梨田監督【写真:荒川祐史、Getty Images】

梨田監督が星野氏を追悼「東北楽天ゴールデンイーグルスの精神的支柱でした」

 楽天の梨田昌孝監督は6日、星野仙一取締役副会長の訃報を受け、コメントを発表した。星野氏は膵臓がんによる闘病生活の末に1月4日午前5時25分に死去。70歳だった。

 梨田監督のコメントは以下の通り。

「東北楽天ゴールデンイーグルスの精神的支柱でした。想像もしていなかったので、ただただ驚いています。現役時代から、リーグもポジションも違いましたが、大変可愛がって頂きました。共通の知人も多かったですし、何かフィーリングが合ったのだと思います。2001年、近鉄でリーグ優勝した際に星野副会長とお会いする機会があり、『ナシ、ええ顔しとるな。優勝監督はええ顔しとるな。次は俺もやったるぞ』と仰り、見事、2003年に阪神を優勝に導かれました。

 また、星野副会長が球場に入るだけで現場の空気がピーンと張り詰めるのが分かりました。監督として、星野副会長に時々球場へお越し頂くだけで助かりましたし、昨シーズン終盤、優勝が厳しくなった際には、『何とか2位を目指して頑張れ』と励まして頂きました。常に影で矢面に立ち、我々を支えてくださいました。

『星野仙一』の真似は出来ませんが、あの厳しさと威圧感を継承しながら、心新たに現場とフロントが一体となり戦ってまいります」

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY