米国就労ビザが下りないパイレーツ姜正浩、まさかのNPB移籍の可能性も!?

パイレーツ・姜正浩【写真:Getty Images】
パイレーツ・姜正浩【写真:Getty Images】

米メディアはメジャー復帰の可能性について否定的

 2016年12月に韓国で飲酒運転の末に事故を起こしたパイレーツの姜正浩内野手。米国就労ビザが発給されずに、昨季はチームに合流できないまま1年を棒に振ったが、今季に向けてもビザ取得の可能性は不透明なままだ。ドミニカ共和国でのウインターリーグに参加したものの、成績不振で“クビ”になった姜について、韓国メディアはNPB移籍という衝撃の可能性を報じている。

「姜正浩、残された選択肢はネクセン復帰」と特集したのは、地元紙「スポーツソウル」だった。

 記事では、米メディアが「姜正浩にさよならを告げる時」などメジャー復帰の可能性について否定的なトーンで報じている現状を紹介。そして、パイレーツとの契約を1年残しているが「KBOのネクセン復帰こそがキャリア継続の唯一の道」と指摘した。

 母国では、メジャー挑戦前の2008年から7年間所属した古巣に復帰する以外、プロ野球選手としてキャリアを続ける道はないと見られているという。韓国球界に復帰するとしても出場停止処分などのペナルティが予想される中、記事では「日本のプロ野球進出も検討できる。日本でも就労ビザが必要となるが」と、驚きの選択肢も指摘した。

 姜は15年に併殺崩しのスライディングを受け、左足骨折などの大怪我で長期離脱したが、MLB2シーズンで通算打率.273、36本塁打、120打点という結果を残した。飲酒運転による事故で逮捕されたトラブルメーカーのNPB上陸という衝撃のシナリオは実現するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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