骨折からの再起誓う三木、気迫の打ち込み 新人に「負けてないと思ってる」

自主トレを行ったロッテ・三木亮【写真:細野能功】
自主トレを行ったロッテ・三木亮【写真:細野能功】

危機感たっぷり、連日のマシン打撃「まったく問題ない」

 ロッテの三木亮内野手が12日、ロッテ浦和球場室内で気迫の打ち込みを見せた。

 昨年8月に右手親指と人差し指を骨折。再起を図る三木はハイペースで調整を進めている。昨年末から同施設で益田直也投手と自主トレを継続。実戦勘を取り戻すべく、マシンで連日400~500球の打ち込み。「打つ方は全く問題ない。強めのトレーニングで体重も80キロから1.5キロ落ちた。絶対的なレギュラーとは違うから」と危機感をのぞかせた。

 この日から同施設で新人合同自主トレがスタートした。ドラフト2位で即戦力の呼び声高い藤岡裕大(トヨタ自動車)は遊撃のレギュラーを争う相手。初めて顔を合わせ、「ロッカーで午後の練習予定を聞いたぐらい。実際見てないので何とも言えないが、負けてはいないと思っている」とプロの先輩としてのプライドをのぞかせた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY