新スローガン決定のホークス工藤監督、松田には「熱男~!」継続指令

スローガンを発表したソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
スローガンを発表したソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

今やホークスファンに定着した松田の本塁打後の「熱男?!」パフォーマンス

 2年連続の日本一を狙うソフトバンクの工藤公康監督が、松田宣浩内野手に「熱男!」継続の指令を出した。13日、ヤフオクドーム内で2018年のスローガンが発表され、昨季の「1ダホー!」から一新され、今季は「もう1頂!」(もういっちょ!)に決まった。

「連覇というよりも、もう一度イチからやっていこうという思いが入っている」と選出の理由を明らかにしていた工藤監督。昨季の「1ダホー!」は、選手たちもテレビやイベントなど、様々なところで使用するなど、きっちりと浸透し、ファンにも定着していたが、一新されることとなった。

 スローガンとともに注目されるのが、チームのムードメーカーでもある松田宣浩内野手によるホームラン後のパフォーマンス。2015年のスローガンだった「熱男」が自身のキャラに合っているとのことから、本塁打を放った後にベンチ前で「熱男~!」と叫ぶパフォーマンスがスタートした。

 2016年も、スローガンは「熱男2016」となり継続。だが、日本ハムに大逆転を許してV逸したため、昨季は「1ダホー!」へと変更となった。スローガンが変更となったことから、松田も一時はパフォーマンスを変更。2017年1号本塁打を放った際には「1ダホー!」でパフォーマンスを行なったが、やはり「熱男」への思いは消せず、2本目からは「熱男?!」へと回帰していた。

 今や、ヤフオクドーム名物の1つともなった「熱男?!」のパフォーマンス。球場全体でファンが一緒になって「熱男?!」と合唱する光景は圧巻である。松田自身は2018年シーズンのパフォーマンスについて、スローガン決定を待ってから考えるとしていたが、工藤監督はこの日「熱男でいいんですよ、彼は。ホームランを打ったときを見ても、1番合っていると思う。個人のイメージというものもある」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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