エンゼルスはダークホース? 「打者・大谷」の補強は「過小評価されている」

活躍が期待されるエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
活躍が期待されるエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

MLB公式サイトが特集、大谷の打撃は「この移籍劇において過小評価されている部分」

 日本からポスティングシステム(入札制度)で大谷翔平投手を獲得したエンゼルスが、今季のメジャーリーグの「ダークホース」の1つに挙げられている。MLB公式サイトが「ポストシーズン進出の可能性を秘めた5球団」とのタイトルで特集記事を掲載。その中の1つにエンゼルスが入り、「打者・大谷」が鍵になるとの見方を示している。

 記事では、今オフの補強を経て、昨季のダイヤモンドバックスやツインズのようにポストシーズン進出を狙えるチームを占っている。挙げられているのは、カージナルス、マリナーズ、フィリーズ、パドレス、そしてエンゼルスの5チームだ。

 エンゼルスの寸評では、まずは昨季途中にトレードで獲得したジャスティン・アップトン外野手とオフに契約延長交渉を成功させたことについて言及。そして、その後、大谷を獲得したことについては以下のように評価している。

「本命とは見られていなかったが、大谷翔平の移籍も決まった。ローテーション上位級の右腕は、まさにエップラーGMがチームに必要としていたものだ」

 野手陣に比べ、投手陣に課題があると見られているエンゼルスだけに、165キロ右腕の獲得は間違いなく大きなプラス材料だ。さらに、記事では「そして、左打ちの打撃面はこの移籍劇において過小評価されている部分かもしれない。トラウト、アップトン、プホルスという顔ぶれの中で、中軸にうまくフィットするだろう」とも分析。3人の強打者はいずれも右打者であるため、左打者の大谷は打者としても貴重な戦力になるとの見方だ。

マイコラスのカージナルス、牧田のパドレスも

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