DeNAラミレス監督「もう3位では満足できない」 「Y」キャップも爆発的人気

DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】
DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

指揮官自ら考案のスローガンに込めた思い「リーグ優勝、日本一へ」

 DeNAは18日、2018年のチームスローガンが『VICTORY is within US.』に決定したと発表した。日本語の意味は「勝利は我らの中にある」。アレックス・ラミレス監督が日本一を目指すシーズンに向けて考案したもので、そのこだわりを自ら明かしている。また、ビジターで着用するキャップのロゴに、今季から地域名「YOKOHAMA」の頭文字である『Y』をあしらうことも発表。直後にオンラインショップで「品切れ」状態になる事態となった。

 昨年はペナントレース3位からクライマックスシリーズ(CS)で阪神、広島を撃破し、日本シリーズへと駒を進めたDeNA。ラミレス監督の采配も冴え渡った。ソフトバンクには2勝4敗で敗れ、惜しくも頂点に立つことはできなかったものの、確かな手応えの残る1年となった。

 さらなる高みを目指す新シーズン。「VICTORY is within US.」のスローガンに指揮官の思いが詰まっている。球団を通じ、ラミレス監督は以下のコメントを発表した。

「2018年シーズンは『VICTORY is within US.』をチームスローガンに掲げました。2017年シーズン、私たちは2年連続Aクラス、そして球団史上初となるクライマックスシリーズ突破を果たし、19年ぶりに日本シリーズへ進出することができました。 2018年シーズン、もう3位では満足できません。

『VICTORY is within US.』(勝利は我らの中にある)には、チームそして選手一人ひとりが勝者のメンタルを持ち合わせ、目の前の相手に対して恐れることなく自信を漲らせて臨んでもらいたいという想いを込めています。支えてくださるファンの皆さんにも私たちと同じ想いを胸に、優勝目指してチームと共に戦っていただけることを願っています。今年こそリーグ優勝、そして日本一を果たし、秋にはファンの皆さんと歓喜に沸きたいと思っています」

 ペナントレース優勝からの日本一が、2018年の至上命令となる。

 そして、ラミレス監督がコメントで明かしたファンに対する熱い思いはビジターキャップのロゴ変更にも表れている。地元「YOKOHAMA」への強い思いから、ロゴは頭文字の「Y」に。これが球団公式HPで発表された約2時間後には、オンラインショップで全10サイズの『Y』キャップが「品切れ中」と表示される“爆発的人気”となった。

 人気も右肩上がりのDeNA。今季もプロ野球の話題の中心となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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