パドレスが牧田通訳を公募 日米野球経験と自己管理能力、時間外勤務は必須

パドレスではリリーバーとして期待される牧田和久【写真:Getty Images】
パドレスではリリーバーとして期待される牧田和久【写真:Getty Images】

米求人サイトで募集、採用条件の1つは「最低11キロを持てる体力」!?

 日本人選手がメジャーで存分に実力を発揮するために、通訳の存在は不可欠だ。パドレスが先日入団が決まった牧田和久投手と今シーズン一緒に戦い抜く通訳を公募。米求人サイト「ZipRecruiter」などに求人広告を載せている。

 募集職種に「Japanese Baseball Interpreter(日本人の野球通訳)」と掲げられた広告には、「職務・職責」の欄の筆頭に次のように書かれている。

「パドレス投手、カズヒサ・マキタの米国、言語、文化、メジャーへの順応をサポート」

 具体的には、ミーティングや取材などでの通訳、スケジュール管理、コーチやスカウトらチームスタッフの補助などが職務に加わるという。

 さらに「最低限必要な採用条件」として13項目が並び、「日米での野球経験と生活経験」「自己管理能力、協調性、コミュニケーション能力、時間管理能力、組織運営能力」が挙げられている他、チームに同行する通訳ならではの「深夜、週末、休日、時間外の勤務にも対応できる人物」「遠征に同行できる人物」といった項目も挙げられた。中でも、興味深いのが「最低でも25ポンド(約11.3キロ)を持ち上げられる体力」という必須項目。通訳が単に“通訳”をするだけではなく、幅広く選手をサポートする体力も求められることが分かる。

 1日でも早くサンディエゴで戦う環境を整えるためにも、相性のいい通訳が見つかることを願いたい。

(Full-Count編集部)

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