MLB最年長投手コローンに古巣メッツが獲得興味 ネタ元は元同僚の現役投手

現在FAとなっているバートロ・コローン【写真:Getty Images】
現在FAとなっているバートロ・コローン【写真:Getty Images】

現役続行の動機は中南米出身投手の最多245勝超え

 昨季44歳を迎え、現役最年長メジャーリーガーとしてプレーした右腕バートロ・コローンは、現在フリーエージェント(FA)として移籍先を探している。今季でメジャー22年目を迎える大ベテランに、古巣メッツが獲得に興味を示しているという。ツインズの地元紙「パイオニアプレス」が報じている。その情報を提供した人物は、なんと元同僚で友人のツインズ右腕アービン・サンタナだった。

 同紙の取材を受けたサンタナが、まさかのニュースを提供した。昨季途中にツインズに加入し、シーズン終了まで共に戦った大先輩でもあり友人でもあるコローンについて話が及ぶと、2014年から3季を過ごしたメッツが獲得に興味を示していると明かした。最近コローンと連絡を取ったというサンタナはベテラン右腕自身から情報を得たようだ。

 また、今年5月24日に45歳を迎えるコローンは、中南米出身投手で最多となる通算245勝を誇るデニス・マルティネスの記録を抜くために現役続行するという。現在コローンは通算240勝を誇り、あと5勝でマルティネスの記録に並ぶ。サンタナは「あと6勝したいだけなんだ。6勝したら引退するようだ」とコローンの心境を代弁している。

 昨季はブレーブスで開幕を迎えたが、13試合で2勝8敗、防御率8.14と不調で戦力外となった後、ツインズと契約。ツインズでは15試合で5勝6敗、防護率5.18とやや盛り返した。それでも昨季は合計7勝を記録。今季も先発ローテ入りが叶えば、マルティネスの記録を抜く可能性は十分にある。

 果たして古巣メッツはベテラン右腕に現役続行と有終の美を飾るチャンスを与えるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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