目玉はMLB42発の三塁手&180登板の右腕 ロッテに加わる4人の新助っ人

アストロズなどでプレーしたマット・ドミンゲス【写真:Getty Images】
アストロズなどでプレーしたマット・ドミンゲス【写真:Getty Images】

ボルシンガー、オルモスは先発ローテ投手として期待

 去る1月15日、千葉ロッテはジェイソン・スタンリッジ投手の退団を発表した。そして現在、マイク・ボルシンガー投手、エドガー・オルモス投手、マット・ドミンゲス内野手、タナー・シェッパーズ投手と、4名の外国人選手が新しくチームに加わることを発表している。

 昨年、アルフレド・デスパイネ選手が福岡ソフトバンクに移籍し、4人の外国人野手を獲得した千葉ロッテ。しかし、ウィリー・モー・ペーニャ以外の3選手は日本野球への適応に苦しみ、かつての大砲が抜けた穴を埋められずに退団に至った。頼もしい外国人選手と巡り合った千葉ロッテは好成績を残しているだけに、今年新しくお目見えする彼らにも、大きな注目が集まっている。

【2018年の新外国人選手】
〇マイク・ボルシンガー投手
アメリカ合衆国出身/185センチ97キロ/29歳/右投右打
(ダイヤモンドバックス、ドジャース、ブルージェイズ)
 カットボールを軸に、カーブ、スライダーなど変化球主体で揺さぶる先発型右腕。2017年はメジャーで11試合0勝3敗、防御率6.31という成績だった。
「千葉ロッテという最高のチームで野球ができる機会をいただき、大変感謝しています。私は新たな野球界で新しい文化について学ぶことにとても興奮しています。日本一のファンの前でプレーできることをとても嬉しく思います。そして、千葉ロッテマリーンズを優勝に導くために、全力を尽くします」

〇エドガー・オルモス投手
アメリカ合衆国出身/193センチ99キロ/27歳/左投左打
(マリナーズ、オリオールズ、レッドソックス)
 メジャー通算11試合に登板している左腕。昨年は3Aで29試合9勝3敗、防御率2.68という成績だった。平均球速150キロ超の剛球とカーブを武器とする。
「プロ野球生活で出会った、日本でプレーしたことのある私の仲間からは、『日本でプレーできる機会があれば、是非やるべきだ』と言われてきました。千葉ロッテマリーンズの一員になれることを誇りに思っています」

現状、チェンを含めて5人の助っ人を抱えるロッテ、ペーニャは去就が未定

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