中日・森監督が松坂を全面サポート「やりつくすまでここでやればいい」

会見に応じた中日・森監督【写真:荒川祐史】
会見に応じた中日・森監督【写真:荒川祐史】

“松坂効果”にも期待「色んな後ろ姿でうちの選手に教えて」

 ソフトバンクを退団した松坂大輔投手の中日の入団テストが23日、ナゴヤ球場の室内練習場で行われた。終了後まもなく合格の知らせを受けた右腕は、晴れて中日への入団が決まった。テスト終了後には森繁和監督が報道陣に対応。キャンプは1軍スタートを明言した。森監督監督の主な一問一答は以下の通り。

――テストを終えた松坂との会話は。
「うちには若い選手が多い。色んなものを参考にさせてもらいましょう、ということで話をしました。その言葉を彼がどう受け止めたか分からないが、これが合格だということは、あとでここで本人が会見するでしょう」

――松坂の野球への思いはどう感じたか。
「直接話してないが、かわす言葉が少なくても、今までやってきたこと全部見ている。やってきたこともある。そういう気持ちは言わなくてもわかっている。これをやっぱり、うちのチームでどれだけ出し切ってくれるか。気持ちよく野球をやらせてあげられる環境にしてあげれればいいなと。してもらいたいし、やってもらいたい」

――2月1日のキャンプイン。1軍は北谷だが、松坂はどこでスタートするのか。
「私がいるとこ(1軍)にいると思う。(背番号は)本人の希望の番号をあげました。苦しんで苦しんでいるんですから99です。いろんな番号を出しましたが、本人がそれを選んだ」

――どんなキャンプを過ごしてほしいか。
「今まで自分がやってきた通りに、こちらが渡したメニューに従ってやってくれれば十分。どこまでついてくるのか、自分から目立ってくるのか、今後楽しみにしている」

――今シーズンの松坂に期待することは。
「10勝しろ20勝しろとは言いません。ただ、自分がやりつくしてなければ、やりつくすまでここでやればいい。それを結果で出せれば一番いい。松坂世代といって追っかけてきた若い連中もいる。あるものを全部見せて、使って、言葉で、体で、色んな後ろ姿でうちの選手に教えていってほしい」

(Full-Count編集部)

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