エンゼルス監督が先発6人ローテ採用を改めて明言「現時点で理に叶っている」

エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平(右)とマイク・ソーシア監督【写真:Getty Images】
エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平(右)とマイク・ソーシア監督【写真:Getty Images】

エップラーGMの訪日で成果「万事上々だった」

 エンゼルスのマイク・ソーシア監督が23日(日本時間24日)、MLBネットワークラジオに出演し、先発6人ローテの今季採用に大きく傾いていることを明言した。球団公式サイトが伝えている。

 メジャーでも“二刀流”実現を目指す大谷翔平投手と12月に契約して以来、エンゼルスでは先発6人ローテへの移行が大きな話題となっている。ビリー・エップラーGMは大谷だけではなく他の投手の健康を考えた上でも6人ローテを採用する可能性について言及。1月上旬には来日して千葉県鎌ケ谷にある日本ハム2軍施設を訪れ、日本ハムの吉村浩GMや栗山英樹監督らと大谷の起用法について意見交換をしていた。

 ラジオに出演したソーシア監督は、エップラーGMが球団メディカルスタッフを帯同させて日本へ出向いたことに触れ、「ショーヘイが我々の野球文化にスムーズに移行するチャンスを与えるプログラムを作ったり、トレーニング方法への理解を深めたり、現時点での体の状態を正確に把握したかった」と話したという。訪日の成果について「万事上々だった。ショーヘイが投手としても打者としても準備できる綿密に練られたプランができた」とし、大谷の“二刀流”育成案への手応えを語ったそうだ。

 その上で、今季の先発6人ローテ採用について「おそらく、その道をたどるだろうが、スプリングトレーニングまで待って、そこで何らかの決断を下したい。現時点では非常に理に叶っていると思うし、注視していることだ」と改めて明言。まずは6人ローテ採用を前提にキャンプインし、問題が生じたらその都度対応して行くことになりそうだ。

 エンゼルスは2月14日(日本時間15日)にバッテリー陣がキャンプインし、20日(同21日)に野手が合流。23日(同24日)アスレチックス戦からオープン戦が始まる。

(Full-Count編集部)

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