イチロー、青木らが参加も? 未所属FA選手が“合同自主キャンプ”計画か

去就が注目されているイチロー【写真:Getty Images】
去就が注目されているイチロー【写真:Getty Images】

米名物記者が指摘、市場停滞で「FA選手たちによるトレーニング・キャンプを行う可能性も」

 MLB各球団の新シーズンに向けたスプリングトレーニングが近づいているが、大物FA選手たちの新天地探しは未だ停滞している。日本人選手ではダルビッシュ有投手、イチロー外野手、青木宣親外野手、上原浩治投手の所属先が決まっていない。そんな中、米ヤフースポーツの名物記者は所属先が決まらないFA選手たちが集まり“合同自主キャンプ”を行う可能性があると報じている。

 米ヤフースポーツのジェフ・パッサン記者は、ロレンゾ・ケインがブルワーズと5年総額8000万ドル(約87億円)の契約を結んだことが、今後のFA市場の活性化にはつながらないと指摘。「凍りつくような球界の冬にとっての雪解けとはならない」とまだまだ、大物選手たちの所属先は決まらないことを予想している。

 スプリングトレーニングが迫るなか、メジャーの各球団が興味を示すような大物選手たちは、未だ契約先を見つけられず、選手たちはフラストレーションがたまる一方だという。キャンプがスタートするまでに所属先が決まらない選手が出てくることも予想され、関係者が「何人かの選手たちはFA選手たちによるトレーニング・キャンプを行う可能性も模索している」と明かしていることを記事では紹介。その他の選手も球団のキャンプに頼らず、個人トレーニングで2月をスタートするプランを計画しているというのだ。

 バッサン記者によると、大物選手の動きは鈍化しており、各球団は直近では平均的なレベルの選手たちと交渉を進めているという。今だ未所属のダルビッシュ、イチロー、青木らの去就決着はいつになるのか。このままの状態が続けば、2月の“FA選手合同スプリングトレーニング”に豪華メンバーが集まることになるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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