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殿堂入りゲレーロを母国ドミニカ「大歓迎」 “熱狂”パレードの映像が話題に

2018年度の全米野球記者協会の投票で米国野球殿堂に選出されたブラディミール・ゲレーロ氏が、ドミニカ共和国に凱旋帰国し、熱烈な祝福を受けたことが話題となっている。

野球殿堂に選出されたブラディミール・ゲレーロ【写真:Getty Images】
野球殿堂に選出されたブラディミール・ゲレーロ【写真:Getty Images】

悪球打ちで打率“イチロー超”の個性派強打者、殿堂入りは「我々全員の栄誉」

 2018年度の全米野球記者協会の投票で米国野球殿堂に選出されたブラディミール・ゲレーロ氏が、ドミニカ共和国に凱旋帰国し、熱烈な祝福を受けたことが話題となっている。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では、母国での“パレード”の様子も紹介。ゲレーロが乗るパレードカーを多くの車やバイクが取り囲んでおり、その熱狂ぶりが伝わってくる。

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 MLB公式サイトは「ブラッドはドミニカへの帰還で大歓迎をうける」とのタイトルでこの様子をレポートしており、「ドミニカ共和国出身として3人目の殿堂入りを果たしたブラディミール・ゲレーロは、日曜日に国民から1日中にも及ぶお祝いとパレードで迎えられた」と紹介している。

 ゲレーロ氏は1996年にエクスポズでデビューし、強肩強打の外野手としてメジャーを席巻。シルバースラッガー賞8度、オールスター選出9度を誇り、エンゼルス時代の2004年にはMVPを獲得した。悪球打ちながら、通算打率.318は同.312の“イチロー超え”。2590安打、449本塁打、1496打点を記録し、有資格2年目の今年392票(92.9%)を獲得して殿堂入りを果たした。

 記事では「16シーズンに及ぶ選手生活でゲレーロはその笑顔とバッティンググローブなしの打撃で認知されており、彼は母国にとって熱意と愛の象徴であった。日曜日、数百人の人々が空港でゲレーロを待ち構えた」と紹介。ゲレーロ本人は「この名誉はドミニカ共和国全てへの名誉です。我々全員にとっての名誉です。これは、夢を追い求めないといけない、ということの証明でもあります。私が契約した時、多くの人は3か月ももたずリリースされてしまうだろうと言いました。今となっては、私はビッグリーグで16年間プレーを続けた、と言うことができます」と話したという。

 ドミニカ共和国出身としては、ペドロ・マルティネス、フアン・マリシャルに続く殿堂入り。野手としては初の快挙だ。ゲレーロは「自分たちにとっては、彼らがMLBへの扉を開いてくれた存在だ」と偉大な2人の先輩に感謝。さらに「今ではデビッド・オルティス、エイドリアン・ベルトレ、アルバート・プホルスといった殿堂入りに値する成績を残している選手たちが、その扉をノックする波となっている」と、名選手を輩出し続ける母国の現状に誇らしげだったという。

 パレードの様子を収めた動画では、多くの車やバイクがゲレーロの後を追い、快挙を祝福する姿が映し出されている。国民的英雄の快挙は、野球が盛んなドミニカ強国を熱狂に包んでいるようだ。

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