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若手プロ野球選手は「引退後に不安」過去10年最も低い64%も…NPB調査

日本野球機構(NPB)は30日、2017年10月に開催された「第14回みやざきフェニックス・リーグ」で行った「セカンドキャリアに関するアンケート」結果を発表した。平均年齢23.3歳の現役若手プロ野球選手235名に調査した結果、「引退後に不安を感じている選手」は全体の64%に達した。

NPBが行った「セカンドキャリアに関するアンケート」結果が発表された【写真:Getty Images】
NPBが行った「セカンドキャリアに関するアンケート」結果が発表された【写真:Getty Images】

学生野球資格回復制度の認知度が低い現実も明らかに

 日本野球機構(NPB)は30日、2017年10月に開催された「第14回みやざきフェニックス・リーグ」で行った「セカンドキャリアに関するアンケート」結果を発表した。平均年齢23.3歳の現役若手プロ野球選手235名に調査した結果、「引退後に不安を感じている選手」は全体の64%に達した。

 フェニックス・リーグに参加した18~33歳の12球団所属選手235名を対象に、無記名でアンケートを実施。「引退後に不安がある」と答えた選手は150名(64%)で、その主な理由は収入(44%)、進路(43%)だったという。将来に不安を感じた選手の割合は過去10年で最も低く、最も高かった2008年と比較すると12%も減っているが、依然として過半数は超えている。

 引退後の進路希望(複数回答可、「やってみたい」と「興味がある」の合計%)は「資格回復し高校野球指導者」が63%で最も高く、2位は一般企業の会社員(57%)、3位は大学・社会人の野球指導者(56%)と、前年と変わらず。だが、4位は社会人・クラブチーム現役(54%)、5位はプロ野球の指導者(53%)と前年と順位が入れ替わった。

 また、学生野球資格回復制度については「手続きまでよく知っている」と答えたのは、わずか8名(3%)。「聞いたことはあるが詳細は知らない」と答えたのが最も多い163名(70%)で、「全く入らない」という答えも63名(27%)いた。一方で「引退後研修会を受講して高校生の野球指導に携わりたいか?」という質問に対しては、「是非受講したい」「機会があったら受講したい」と答えたのが合計140名(60%)おり、関心は高いながらも認知度が低い事実を窺わせた。

 主なアンケート結果は次の通り。

○現役引退後に不安を持っているか(235名中)
不安がある 150名(64%)
不安はない 85名(36%)

○不安要素(224票。複数回答可)
1.収入 98(44%)
2.進路 96(43%)
3.やりがいの喪失 16(7%)
4.世間体 14(6%)

○学生野球資格回復制度を知っているか?(回答234名)
手続きまでよく知っている 8名(3%)
聞いたことはあるが詳細は知らない 163名(70%)
全く知らない 63名(27%)

○引退後研修会を受講して高校生の野球指導に携わりたいか?(回答234名)
是非受講したい 37名(16%)
機会があったら受講したい 103名(44%)
受講しない 43名(18%)
分からない 51名(22%)

○資格回復後はどのようなかたちで高校野球に関わりたいか?(回答137名)
監督として野球部を率いたい 36名(26%)
コーチなど指導の一部を担いたい 73名(53%)
野球を通じて学生と触れ合いたい 21名(16%)
分からない 7名(5%)

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