観光、文化体験に「勝利のつぼ」…新人たちの春季キャンプ休日の過ごし方

日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】

キャンプ最初のオフはルーキーたちが様々なアクティビティに挑戦

 2月から春季キャンプが始まる。開幕に向けて、選手たちはそれぞれの課題を胸に、激しいアピール合戦を繰り広げる。しかし、この時期特有の雰囲気、南国の陽気がそうさせるのか、オフには彼らもリラックスした表情を見せてくれる。特に最初のオフは、その年のルーキーたちが様々なアクティビティに挑戦するのが恒例となっている。そこでここでは、過去のパ・リーグのルーキーが、どのようにオフを過ごしたのか振り返ってみたい。

○北海道日本ハム・・・観光(アメリカ合衆国アリゾナ州)

 春季キャンプの一部をアリゾナで行っている北海道日本ハム。2017年は、上原健太投手と加藤貴之投手がアリゾナの植物園「デザート・ボタニカル・ガーデン」と、名物の「ホール・イン・ザ・ロック」を訪れ、巨大なサボテンと断崖絶壁の迫力を楽しんだ。

○楽天・・・観光PR、「勝利のつぼ」 (沖縄県久米島)

 久米島の観光PRを兼ねて貴重な体験をする楽天。2017年は久米島の漁港協同組合を訪れ、車海老の水揚げや選別などを行った後、素焼きを丸ごと頬張った。2016年は久米島紬の里「ユイマール館」で草木染め、機織り、着付けを体験。村林一輝選手の和服姿が人気を博し、機織り体験では茂木栄五郎内野手が手先の器用さを見せ付けた。

 大卒、社会人出身のルーキーたちは、久米仙酒造の工場を見学し、琉球泡盛の飲み比べなどを行う。また、優勝した際に開けるため、毎年歴代の新人選手たちが泡盛を注いで「勝利のつぼ」を作っている。

○埼玉西武・・・観光(宮崎県日南市)

 宮崎県日南市南郷町の観光スポットを巡る埼玉西武。船の中から海中観光ができる「マリンビューワーなんごう」に乗船して海中を泳ぐ魚の姿を楽しんだり、トンビへの餌付けに挑戦したりする。「完熟金柑たまたま」の収穫体験、シーカヤック、鵜戸神宮の運玉投げなど、1日かけて日南市を満喫できるようだ。

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