背番号「99」中日・松坂が始動 森監督は期待「若手、チームに刺激を」

春季キャンプに参加する中日・松坂大輔【写真:福谷佑介】
春季キャンプに参加する中日・松坂大輔【写真:福谷佑介】

スタンドの幼稚園児から声援「松坂選手~、頑張って~」

 ソフトバンクを退団し、テストを経て中日に入団した松坂大輔投手が1日、沖縄・北谷町でのキャンプインした。西武、レッドソックス、インディアンス、メッツと渡り歩き、これが日米6球団目。初めて背負う背番号「99」がついた真新しい白とドラゴンズブルーのユニホーム姿で、プロ20年目をスタートさせた。

 これまでは西武は高知、ソフトバンクは宮崎でキャンプを行ったため、沖縄で迎えるキャンプは初めて。キャンプ地となった北谷公園野球場には朝から多くのファンが駆けつけ、スタンドの幼稚園児から「松坂選手~、頑張って~」と声援が飛んだ。

 練習開始に先立って報道陣に対応した森繁和監督は「ある程度は出来上がっている。急ぐ必要はない。経験もあるし、逆算してやると思う。どれだけ出来るかは別として、若手に、チームに刺激を与えてくれる人間と思っている」と右腕に対して期待を寄せた。指揮官は「1球の重みを重点的にやっていく」とキャンプでのテーマも語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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