日ハム栗山監督、右肩炎症の有原は「開幕の頃にはいてくれると信じてる」
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昨年の開幕投手はアリゾナではノースロー調整「静かに自分のペースでやらせてあげて」
アリゾナ州スコッツデールで春季キャンプを行っている日本ハムの栗山英樹監督が3日(日本時間4日)、右肩の炎症で離脱した開幕投手候補の有原航平投手について、「開幕の頃にはいてくれると信じている」と期待した。
有原は米アリゾナ州スコッツデール市内の病院でMRI検査を受け、右肩の炎症と診断。アリゾナでのキャンプ期間中はノースローで経過を観察し、帰国後に再検査を行って、今後の復帰、登板スケジュールを決めると球団が2日(同3日)に発表していた。
有原は「キャンプイン直後で残念ですが、まずは早く治すことに専念します。今、できることに集中して取り組み、リハビリに励んでいきたいと思います」と球団を通じてコメントを発表していたが、栗山監督も第1クール最終日の3日に右腕の状態を「思ったよりもこっちは前に進むと信じているので、少し気になるところがあれば、しっかりと準備をして、だからといって開幕の頃にはいてくれると信じている」と説明。さらに「入団して、秋のキャンプをなかなかうまくできなかったりというのがあったので、もう1回身体を見つめ直して、しっかりやってくると言ってあるので、静かに自分のペースでやらせてあげてください」と続けた。
大谷がエンゼルスに移籍し、昨年の開幕投手・有原にかかる期待はさらに大きくなった。先発投手陣の大黒柱としての役割が求められるだけに、早期復帰が望まれる。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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