ロッテ井口監督、フリー打撃登板の大隣を評価「良くなっている」

ロッテの春季キャンプにテスト生として参加している大隣憲司【写真:細野能功】
ロッテの春季キャンプにテスト生として参加している大隣憲司【写真:細野能功】

井口監督、テスト参加の大隣「紅白戦まで見る」「いい投球を期待」

 ロッテの井口資仁監督が4日、石垣島キャンプにテスト参加している元ソフトバンクの大隣憲司投手を評価した。

 33歳の左腕は同日、フリー打撃に登板。左の香月、根元に49球を投げ、香月にはバットの芯を外すなど、ヒット性の打球は2本程度。また、根元には右翼席にアーチを1本浴びたものの、そのほか安打性の打球は1本程度で、力のある球を投げ込めることを証明した。

 井口監督は「昨年一度見た時よりは、良くなっている」と評価。一方、「今日は打撃投手なので、ストライク投げて、ほぼほぼ打たせる投球で、ブルペンとは違うが、ストレート(の威力)もこれから上がってくる。シート打撃(7日)と第3クールの紅白戦でいい投球を期待している」と話し、「林球団本部長とも(合否は)紅白戦までは見ると言っているし、本人にも伝わっていると思う」と慎重に見極めていく姿勢を見せた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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