【カリビアンS】右足痛の鷹デスパ欠場も…ベンチで“臨戦態勢”、キューバ監督「次は大丈夫」

ベンチから戦況を見つめるキューバのアルフレド・デスパイネ【写真:福岡吉央】
ベンチから戦況を見つめるキューバのアルフレド・デスパイネ【写真:福岡吉央】

前日の試合で負傷「少し痛い」、試合中にはベンチでバット振る場面も

 2日(日本時間3日)のベネズエラ戦で右ふくらはぎを痛め、途中交代したソフトバンクのキューバ代表アルフレド・デスパイネ外野手が、3日(同4日)のメキシコ戦を欠場した。この日は試合前の打撃練習には参加し、約40スイングを披露したが、強振した際に患部に痛みを感じたのか、顔をしかめ、痛がる仕草を見せる場面も。患部の状態を聞かれると「少し痛い」と明かした。

 試合中はベンチで仲間に声援を送っていたデスパイネだが、中盤はビハインドの展開に居てもたってもいられなくなったのか、バッティンググローブをはめ、ベンチ内でバットを手に、軽くスイングをするなど、代打での強行出場を首脳陣にアピールする場面もみられた。接戦の末に勝利が決まると、ベンチからグラウンドに身を乗り出してガッツポーズを見せ、チームの連勝を喜んだ。

 キューバ代表のカルロス・マルティ監督はデスパイネについて「打撃練習もできたし、明日は試合がないので、次の試合は出場できると思う」と、軽症であることを示唆した。キューバは4日(同5日)は試合がなく、5日(同6日)にドミニカ共和国と対戦する。

(福岡吉央 / Yoshiteru Fukuoka)

RECOMMEND