【カリビアンS】鷹デスパにメキシコまで“援軍”、登場曲歌うSakuraが激励 6日には試合復帰へ

オリジナル登場曲「デスパイネ!」を歌う地元福岡ラテンバンド「Pinto con Pintura」のボーカルSakuraから激励受けた鷹デスパイネ【写真:福岡吉央】
オリジナル登場曲「デスパイネ!」を歌う地元福岡ラテンバンド「Pinto con Pintura」のボーカルSakuraから激励受けた鷹デスパイネ【写真:福岡吉央】

ラテンバンド「Pinto con Pintura」ボーカルSakuraがデスパイネを激励

 ソフトバンクのキューバ代表アルフレド・デスパイネ外野手のオリジナル登場曲「デスパイネ!」を歌う地元福岡のラテンバンド「Pinto con Pintura」のボーカルSakuraが4日(日本時間5日)、カリビアンシリーズが行われているメキシコ・グアダラハラを訪れ、デスパイネを激励した。

 Sakuraは日本から持参したCDとオリジナルTシャツなどをプレゼント。突然の訪問者にデスパイネは笑顔で「ありがとう。嬉しいよ。今年もこの曲で頑張るよ」と、本塁打と打点の2冠を獲得した昨年に続く活躍を誓った。

 Sakuraも「日本からはるばる来た甲斐があった。デスパイネにはぜひカリビアンシリーズで優勝して、日本でも昨年同様の活躍をしてほしいですね」と話した。同バンドでは同曲のCDの売り上げの3割をキューバの野球少年たちのために寄付する予定。Sakuraは今オフ、バットやグローブなどをキューバに持参するプランも練っているといい、「子供たちが必要とする形で使ってもらえれば」と、声を弾ませた。

 なお、2日(日本時間3日)のカリビアンシリーズ初戦で右ふくらはぎを負傷し、3日(同4日)の試合を欠場したデスパイネは、試合がなく、チームも休養日となったこの日は、チーム宿舎で静養に努めた。時折足を引きずるなど、患部の状態はまだ万全ではないが「チームドクターの治療も受けたし、昨日よりも良くなっている」と表情も穏やか。明日5日(同6日)のドミニカ共和国戦から復帰予定で「明日は多分大丈夫だと思う」と、出場を望んだ。

(福岡吉央 / Yoshiteru Fukuoka)

RECOMMEND