ハム清宮、プロ入り“実感”の基準は「最強クローザー撃ち」!? 「球を見たい」

日本ハム・清宮幸太郎【写真:盆子原浩二】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:盆子原浩二】

キャンプ地訪問のサファテとの対戦熱望「打てるようになったら…」

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手が、“プロの仲間入り”の基準を「最強クローザー撃ち」に設定した。

 米アリゾナ州スコッツデールでの春季キャンプは5日(日本時間6日)に第2クール初日を迎えたが、右手親指を負傷している黄金ルーキーはこの日も打撃練習を回避し、守備練習を重点的に行った。

 そして、キャンプ地には意外な人物も…。ソフトバンクのデニス・サファテ投手が“電撃訪問”。これを伝え聞いた清宮のテンションは一気に上がった。

「唸るような球ですね。テレビで見ているだけでも伸びてますし、それだけかと思ったらフォークも切れて落ちるので」

 こう話した後に「去年のMVPですよね? そういうピッチャーを打てるようになったら、やっとプロになったなという感じがすると思います。どんな球なのか見てみたい。打ったら打ったで自信になると思うので」と続けた。

 昨季覇者のソフトバンクは、日本ハムにとって2年ぶりのリーグ制覇への最大のライバル。清宮が開幕1軍の座をつかめれば、対戦のチャンスはすぐにやってくる。打ち砕いてプロ入りを“実感”したいところだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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