夢対決? ホークス東浜が初の打撃投手登板、柳田&上林との対戦結果は…

フリー打撃で登板したソフトバンク・東浜巨【写真:福谷佑介】
フリー打撃で登板したソフトバンク・東浜巨【写真:福谷佑介】

キャンプで初の打撃投手に登板「思ったより投げられた」

 ソフトバンクの東浜巨投手が宮崎キャンプ第2クール最終日の9日、初のフリー打撃のバッティングピッチャーを務めた。まず上林誠知外野手と対戦し、続いて柳田悠岐外野手と対峙。昨季、日本一に輝いたソフトバンクの大黒柱と、主砲、期待の若手が対戦するというキャンプならではの、夢のような対決が実現した。

 開幕投手候補にもあがる東浜は、まず上林に対して26球を投げて、安打性は6本。真っ直ぐのみ、上林はマスコットバットでの打席だったが、2つの空振りも奪った。続く柳田にも26球を投じ、1本の柵越えを含む安打性7本。計52球で安打性の当たりは13という内容に「初めて打者に投げましたけど、いい球もあったし、この時期にこれくらい投げれればいい。コントロールとフォームのバランスを意識した。ブルペンより全然良かったですね。思ったより投げられたので、微調整していけば固まるかなと思います」と振り返った。

 柵越え1発を浴びた柳田については「やっぱり凄いですね。スイングが速いな、と」と語り、今後の調整については「実戦が入ってきますし、実戦のためのブルペンになる。段階を踏んでいければ、と思います」。昨季、最多勝に輝いた右腕は、順調に調整の段階を上げていっている。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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