鷹19歳左腕、A組昇格に「まさか自分が」 ブルペンで53球「ずっと帯同したい」

春季キャンプでA組へ昇格し、ブルペン入りしたソフトバンク・長谷川宙輝【写真:福谷佑介】
春季キャンプでA組へ昇格し、ブルペン入りしたソフトバンク・長谷川宙輝【写真:福谷佑介】

ホークス2年目の長谷川宙が寺原ら4投手とともにA組昇格

 ソフトバンクの育成選手の長谷川宙輝投手が宮崎キャンプ第3クール初日の11日、A組に昇格し、ブルペンでの投球練習を行なった。キャンプインはB組スタートだったが、打撃投手でのアピールが実り、この日から寺原隼人、笠原大芽、笠谷俊介、野澤佑斗とともにA組へ。早速、他のA組投手とともにブルペンでボールを投げ込んだ。

「実戦が近づいていることもあって、雰囲気も違いました。緊張しました」と慣れない環境での投球練習となったが、13日にも登板予定のシート打撃に向けて53球を投げた。武器であるストレートに加え、習得中のチェンジアップなどの変化球も交え「チェンジアップはコースにまとまってきている。まだ高さにバラツキはありましたけど」と振り返った。

 2016年の育成ドラフト2巡目で聖徳学園高から加入した左腕。「2年目で、まさか自分が(A組に上がる)とは、と思いましたけど、言われたからには期待されていると思うので、それに応えないといけないというのはあります。キャンプが終わるまでA組にいて、キャンプが終わってからもずっと1軍に帯同したいなと思っています」。まだ19歳。期待の育成左腕が、A組でアピールに打って出る。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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