完全ノースローの鷹・和田 倉野コーチは軽症強調「騒ぐほどじゃない」
左肩に「イヤな感じがする」とし、キャッチボールも行わなかった和田
ソフトバンクの倉野信次投手統括コーチは宮崎キャンプ第3クール2日目の12日、左肩の違和感で完全ノースローで別メニューで練習した和田毅投手について「全然大したことはないと思っています」と軽症であると強調した。
左肩に「イヤな感じがする」と、この日の練習ではキャッチボールも行わなかった左腕。ローテの一角を担うべきベテラン左腕の調整遅れが懸念される中で、倉野コーチは「本人とも話はしましたけど、そんなに騒ぐほどのことじゃないと思っている。調子の浮き沈みはあるので、想定の範囲内です。指のマメもそうですけど、キャンプでは出てくるものなので。1週間ノースローとかそういうものではないと聞いている」と語った。
当初は17、18日に予定されている紅白戦での登板を見込んでいたものの、一旦白紙に。これに関しても、同コーチは「ローテを争っている投手は出遅れたとなるけど、和田は計算している投手なので。状態が良くなれば、競争する立場にはいない。むしろこの時期で良かったな、と思っています」とし、大事ではないという見解を示していた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)