中日“鉄腕”岩瀬がシート打撃初登板 新球種“チェンパ”は「まあまあ」

シート打撃に登板した中日・岩瀬仁紀【写真:福谷佑介 】
シート打撃に登板した中日・岩瀬仁紀【写真:福谷佑介 】

前人未到の通算1000試合登板にあと「46」に迫る43歳

 中日の“鉄腕”岩瀬仁紀投手が沖縄キャンプ第3クール3日目の16日、今キャンプ初の実戦形式となるシート打撃に登板した。43歳のベテランはこの日のシート打撃で真っ先にマウンドへ。打者8人に対して3安打を許す内容だったが、「今の段階でどれくらい投げられるか。体が疲れている中でのピッチングで、予想通りといえば、予想通り。このレベルかな、と」と淡々と振り返った。

 1巡目は大島洋平を中飛に打ち取ると、亀沢恭平はボテボテの一ゴロが内野安打となったが、次の木下拓哉の二直が併殺打となった。2巡目は1死を奪ってから、福田永将に右中間を破る二塁打、高橋周平には左前に適時打を浴びた。その後は阿部寿樹を二直、松井佑介を中飛に打ち取り、この日の登板を終えた。

 前人未到の通算1000試合登板まで、あと46に迫る。この日は新球種となるパームのように落ちるチェンジアップ“チェンパ”も3球試し「まあまあ。空振りが取れなかったのが残念」とした。「これから煮詰めていく。この時期に、これだけ投げられたらいい」という43歳は、開幕に向けてじっくりと状態を上げていく。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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