楽天の2年目左腕・高梨、則本&松井と稲葉ジャパン入り「実感がまだ無い」

侍ジャパンに選出された楽天・松井祐樹【写真:荒川祐史】
侍ジャパンに選出された楽天・松井祐樹【写真:荒川祐史】

楽天からは3投手選出、則本は「いつまでも代表に選んでもらえる選手で」

 3月3、4日に開催されるENEOS 侍ジャパンシリーズ2018「日本vsオーストラリア」に向けて20日、沖縄市内で記者会見が行われ、野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が出場選手28人を発表。楽天からは、則本昂大、松井裕樹、そして2年目の高梨雄平の3投手が選出された。

 則本、松井は昨年3月のWBCにも出場。則本は「代表が新しい体制になった中、メンバーに選んでいただいてありがたく思います。選んでいただいたからには、しっかりと自分の力を出せるようにしたいですし、いつまでも代表に選んでもらえる選手でいたいと思います。今度の強化試合では自分の与えられた場所でしっかり仕事ができるよう、ベストな状態で迎えたいです」。

 また、松井も「代表に選んでいただき、率直に嬉しく思います。これまで代表のユニフォームを着て納得する成績を残せていないので、代表のユニフォームを着た時に自分の力を出せるようにしたいです。日本代表のユニフォームを着て戦う難しさは分かっていますし、そこで活躍をしてなんぼだと思うので、任されたイニングをしっかり抑えられるように頑張りたいです」とコメントした。

 昨年、プロ1年目で46試合に登板、1勝0敗14ホールド、防御率1.03という好成績を残した高梨は「プロに入って2年目でこのような機会をいただけたことに感謝しています。代表はテレビの中の舞台というか、正直、自分がジャパンのユニフォームを着るという実感がまだ無いので、着てみてどうなのかが楽しみです。代表でも名前が呼ばれたら行くというスタイルを変えずにやっていきたいですし、どこまで自分が普段通りに投げられるかを意識してプレーしたいです」と意欲を見せた。

 3月3日はナゴヤドーム、4日は京セラドーム大阪で豪州と激突する。

(Full-Count編集部)

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