横浜高対決が実現 中日・福田が先輩・松坂から柵越え放ち「思い出になった」

中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】
中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】

15スイング3安打、1発を放ち「思い出になりました」

 中日の沖縄キャンプ第4クール2日目の21日、フリー打撃で“横浜高校対決”が実現した。マウンドに松坂大輔投手、打席には福田永将内野手が立ち、横浜高校出身の先輩、後輩が火花を散らした。

 大先輩に真剣勝負を挑んだ福田は「憧れの方なので失礼の無いように真剣にいきました」と敬意を表し打席に向かった。球場が沸いたのは松坂が投じた6球目。直球を振り切った打球は右翼席に飛び込む会心の一発。それでも「すごい重いボール。ちょっと刺されてしまいましたが気持ちで負けないよう。思い出になりました」と振り返った。15スイングで3安打を放ったが「フリーなのでもう少し打ちたかった」と悔しさも口にした。

 順調にいけばシーズン中に先発マウンドに松坂が立ち、三塁を福田が守る“横浜コンビ”の実現も夢ではない。「一緒にグラウンドに立って試合に出たい。まずは僕が頑張って試合に出られるようにしたいです」。昨季は自己最多の18本塁打をマークした和製大砲。レギュラーを奪い、大先輩を援護する一発を放つつもりだ。

(Full-Count編集部)

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