鷹の新人にプロの洗礼 紅白戦で高橋礼が1回2失点、渡邉雄は1回1失点

紅白戦に登板したソフトバンク・高橋礼【写真:藤浦一都】
紅白戦に登板したソフトバンク・高橋礼【写真:藤浦一都】

2人は18日の紅白戦でともに好投し、2度目の紅白戦登板も…

 ソフトバンクのルーキー2人が、プロの洗礼を受けた。ドラフト2位の高橋礼投手と、育成6位の渡邉雄大投手。宮崎キャンプ第5クール最終日の22日に行われた紅白戦で、2度目の紅白戦登板となったが、ともに失点し、アピールに失敗した。

 18日に行われた2度目の紅白戦でマウンドに上がって好投し、2度目のチャンスを掴んだ2人。まず先に登板したのは、白組4番手の渡邉。先頭の城所龍磨外野手は遊撃へのゴロだったが、西田哲郎内野手の目前でイレギュラーする不運な内野安打で出塁を許す。1死二塁から捕手不足でA組に参加している育成の堀内汰門捕手に中前安打を浴びた。ここは中堅・柳田悠岐外野手の好返球により、走者を刺したが、続く今宮に右翼線への適時二塁打を浴び、1点を失った。1回3安打1失点だった。

 続いて、紅組の4番手の高橋礼がマウンドへ。こちらも捕手不足により1軍に参加している谷川原健太捕手を見逃し三振、明石健志内野手を二ゴロに打ち取り、2死を奪ったが、そこから崩れた。西田に左前安打を浴び、盗塁を許すと、中村晃外野手に右前適時打、柳田悠岐外野手に左前適時打。3連打で2点を失い、1回3安打2失点。紅白戦後は「セットポジションからの投球で、タイミングを外すのを上手くならないと…。真っ直ぐ1本で張られて打たれている感じ。打たれることでどこが悪いか分かる」と話し、課題が見つかったことをポジティブに捉えていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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